国内初のEDR鑑定書で事故履歴を証明


 

車両に搭載されているEDR(イベントデータレコーダー)は、事故においての車両情報や車体に入力された衝撃度合いを詳細に記録しています。

 

このデータを利活用することで、事故の履歴や車両のコンディションを正確に把握し、信頼性の高い情報を提供することが可能になります。

つまり、EDRに衝撃データ(イベント情報)が記録されていないということは、事故履歴がないことを意味しています。

また、EDRに衝撃データが記録されていても、車体へのダメージについて簡易的な判断が可能となります。

 

本鑑定書は、EDR(イベントデータレコーダー)データ解析の認定資格を持つ専門家が、車両の衝撃記録データを抽出・解析し、買取や販売車両に事故履歴がないことを証明するものです。国内で初めて、第三者機関が提供する公正かつ信頼性の高いサービスです。

 


 

EDR(イベントデータレコーダー)とは、自動車のエアバックコンピューター内に搭載されたデバイスで、車体に一定以上の衝撃が加わった場合そこから約5秒間さかのぼり、車両のデジタルデータ(最大約100種の情報)を記録する自動車版のフライトレコーダー。このEDRデータを利用して車両骨格の衝撃入力ダメージを可視化することで、正確な車両評価を客観的かつ効率的に実現することが可能です。


スター数レイティングと衝撃レベル標示



シンプルでわかりやすい表示方法

過去のEDR記録データをすべて解析し、記録された衝撃レベル、入力方向、エアバック作動等の情報より、車体へのダメージについて当協会の定める基準により、シンプルで誰にでもわかりやすい表示方法で判定します。

大きな衝撃レベルの記録については車体ダメージがある結果となり、小さい衝撃レベルが複数記録されていても車体へのダメージがないものとして判定されます。


車両インフォメーションの説明

  • メーカー、車種、年式によりEDRが装備されていない(またはデータの読出しが出来ない)車種があります。
  • 本鑑定書はEDRデータ抽出日以前の車両に記録された衝撃データについて解析鑑定を実施したものでありEDRデータ抽出日以降については再度解析鑑定を実施する必要があります。
  • 登録年月日や車両情報等は車検証情報をもとに作成しております。
  • 走行距離は車両表示値を100km単位として繰り上げて記載しております。
  • 駐車時(車両電源OFF時)や軽微な接触事故等の場合はEDRデータが記録されませんのでご注意ください。
  • 本鑑定書はEDRデータを解析鑑定したものであり車両の事故履歴(車両修復履歴)および車両品質を完全に保証するものではありません。
  • 実際の車両状態につきましては車両販売店または代理店にお問い合わせください。

料  金

・EDRデータの抽出には原則として車両の所有者(使用者)の同意が必要です。・鑑定書はデジタルデータ(PDF)でのご提出となります。・印刷鑑定書が必要な場合は別途オプションよりお申し込みください。・EDRデータ(解析データの詳細)が必要な場合は別途オプションよりお申し込みください。・EDRデータは車両のOBD(オン・ボード・ダイアグノーシス)の通信コネクターより抽出作業を実施します。・電源(バッテリー)喪失車両は別途オプションにて対応を承ります。・EDRデータ抽出事業所の全国配備完了までの期間は一部地域においてサービス提供をお断りさせていただく場合がございます。・出張料金、交通費は予告なく改定する場合がありますので予めご了承ください。・EDRデータ抽出事業所まで車両を持ち込みの場合は出張料金、交通費は発生しません。・鑑定書には車両販売店、代理店等の会員事業者名の記載が可能です。